プロフィール
平成16年 3月 長井市観光協会サークル”つむぎ”設立 会長
平成17年 長井市観光協会 副会長
平成18年5月~19年3月 山形県立長井工業高等学校 評議員
平成20年 3月 あやめの里・レインボー設立 代表
平成20年 4月 山交バス・長井市役所前バス待合所設立要請署名運動を行う
(同年12月バス待合所利用開始式)
平成20年 6月 山形運輸支局交通アドバイザー
平成20年 9月 長井市弁当づくり第1回プロジェクト会議開催
(事務局:長井市雇用創造協議会)
平成21年 1月 長井食材を吟味した弁当「長井食の五つ星あがっておごやえ」発表
平成21年11月 「昔のながいの賑わいを語る会」開催
平成22年 3月 長井ダム水源地域ビジョン策定委員
平成22年 5月~23年 3月 山形県立南陽高等学校 評議員
平成22年10月 「馬街道を歩こう」開催
チャレンジのきっかけ
平成11年に故郷の長井市への通勤を開始した。ほどなく当時の長井観光協会の会長より、女性部設立の話があった。そして会長就任を要請され、受諾した。これが「サークルつむぎ」の立ち上げである。次いで、市長から観光協会の副会長にと懇願され、就任した。
最初は、観光協会の事業への手伝いの形をとっていたが、次第に独自のまちづくりの活動へと発展していった。
まず「歩きやすい道路」をテーマに、市内の道路と歩道を歩き危険な箇所を調査し、長井市に修復を依頼しようと考えた。
自分達だけの感覚では不十分で見えない所もあるのではと話し合った。そして、障がい者の方々にも呼びかけ協力して頂いた。車椅子で歩道を移動して頂き、危険さを再確認した。
さらに冬季には、長井高等学校の生徒達の協力を得て、冬道の調査をした。夏季には解らなかった積雪の影響による危険箇所を知った。
それらの調査結果をまとめて、市へ道路補修を要請した。そしてその声に応えて市が動き、ある程度の修復を行った。この経験が現在の活動のきっかけになった。
チャレンジの道のり
当初は「サークルつむぎ」だけでの活動だったが、内容や範囲を考えると限界を感じ、別の会の設立を考えた。その考えに賛同する方達が集まり、「あやめの里・レインボー」を設立した。
この2つの団体は、最初は別々に活動する事が多かった。
しかし、 「サークルつむぎ」の活動は、あくまでも観光協会の手伝いがメインであるために参加に対する制約が多かった。その制約の多さに、徐々に活動に参加できなくなる方達が出てきた。仕事、家庭等それぞれの立場があり、それを守るためには仕方のないことだった。
それに対して、「あやめの里・レインボー」の活動のメイン・メンバーはある程度自由のきく方達で構成されていて、参加に対する制約が少ない。
「良いまちづくり活動」には、両団体の共催が必要だった。こうして、次第に両団体は共催で事業活動を行うようになった。
現在の活動内容
現時点での長井市内のフットパスは一部分で市全体の繋がりは皆無である。そこで従来の馬街道に目をつけた。両団体が主催するイベントの「昔のながいの賑わいを語る会」で、実際に馬街道を歩いた。そして長井市内南北に到る一本の道で、越後街道にも交わる事を確認した。こうして馬街道を長井の一大観光地である長井ダムの、 ”ながい百秋湖”への観光道路にする試みを実現した。
今後の目標・メッセージ
長井市をもっと魅力のある街にする為に、隠れたスポットを整備し観光ルートに組み入れる活動を両団体で行い、維持、継続して行くことが目標だ。
また馬街道一つにしても、川に沿って通っていて水とのかかわりの深さを感じる事ができる。このような長井市の良さを次世代の人達に受け継いで、もっと長井市に誇りを持ってもらえるようになることが夢だ。